株式会社 サンライズ ブログ
30/31 花と実
- 作成日:2023-05-16
- カテゴリー:ブログ
サンライズの宮城です。
かなりニッチな層にしか
わからない話になりますが、
「花も実もある」
と言う言葉があります。
僕は他人の話を聞いていて、
(特に大人数に向けての話、講演など)
「実も花もある話をするなー」
とか
「実はあるけど花はないな」
「花はあるけど実はない」
と感じることがありました。
「実がある」と感じるのは
勉強になったり納得する話で
頭にパンチが来る感じですね。
「花がある」と感じるのは
感動や引き込まれるっていう感情にくる
心にパンチが来る感じです。
「華がある」って表現した方が
近いかもしれません。
これを僕なりに
何がどう違うのかを考えると、
「実がある」=客観
「華がある」=主観
だと思いました。
例えばヤクルトのおばお姉さんが
A「このヤクルトは〇〇と言う成分が
〇〇グラム入っていって
〇〇社の製品と比べると〇〇倍です」
と理路整然と喋るのと、
B「私元々こういう乳製品嫌いで
今まで避けてきたんですけど、
これはとっても飲みやすくて
毎日飲めちゃいますし
ものすごく元気が湧いてくる
気がするんでオススメです!」
薬事法の事は一旦忘れていただいて、
恐らくBさんの方が売れます。
セールスの話だけでいうと
高単価や継続的な
商品やサービスには
客観的な事実や情報が必要ですが、
低単価や単発的な商品は
完全に主観的な人が強いです。
低単価な買い物は
頭で考えて理屈で買うってよりも
感情で買って理屈を後でつける
ってことが多いんで
(↑衝動買いってこういう事)
まさに心にパンチを打てる人が
強い傾向があります。
経験を積んでるのに
最初の頃よりも成果が落ちる人は
純粋にやってた新人の頃よりも
変に小賢くなって
「華」から「実」寄りに
なってるケースがよくあります。
(経過としては悪い事じゃない)
ただ、この原理は悪用厳禁ですね笑
「実」がなさすぎる人は
人の心にパンチを打ってはいけないし、
「華」ばっかり磨いて
「実」のないまま歳を重ねると
ただのピエロになってしまうんで、
「実」をしっかり身につけながら
「華」をちゃっかり利用する
くらいの認識を頭の隅っこに
入れておくくらいでいいと思います。
人に影響を与える立場で
仕事をする方にはわかっていただける
話だと思うんですが。