株式会社 サンライズ ブログ
2つの脳みそ
- 作成日:2024-11-06
- カテゴリー:ブログ
サンライズの宮城です。
弊社にはリーダーと呼ばれる、
後輩を教育したり
マネジメントをする
ポジションがあります。
そういうポジションに来るような
人たちなので
大抵、結構素直な方なんですが、
決まって素直になれない
タイミングがある事に気づきました。
『部下から不満が出たとき』です。
最近もそういう事があったので
少し考えてみたんですが、
【プレイヤー脳】
と
【マネージャー脳】
を
分けて考えるという事かなーと
思いました。
こういう部下から出る
リーダーに対しての不満って
リーダーも
かつての上司に感じたことのある
内容だったりします。
(親もかつては子どもみたいな)
ただ自分は素直な方なので
いったん受け入れて仕事に臨んだり
うまいこと切り抜けたりして
不満として口にすることはなかった。
つまりリーダーの主張は
「私は新人時代、不満を口にすることなく
仕事をやり遂げた。
それなのに自分の部下は
当たり前のように不満として口にしている!
しかもそれをこういう不満が出てるから
改善しなさいと社長に言われている!
私は同じような境遇を乗り越えたのに!」
ってな感じです。
気持ちはわかるんですけど
「私もそうだったから」
「私は頑張ったから」
とばかり言ってる人は
他人をマネジメントする立場にいる
価値はないんじゃないかとも思います。
(僕自身も)
個人の成果を出せたから
他人を管理する立場に立てた、
それは本当にすごい事です。
【プレイヤー脳】が
かなり成長した証拠です。
ただ、
【マネージャー脳】は別です。
レベルの低い言い訳に
付き合う必要はありませんが、
他人のマネジメントに携わる際は、
今思えば自分が受けた
(理不尽な)問題を
出来るだけ解消して、
少しでも挑戦しやすい環境を作るのが
【マネージャー脳】を鍛える
第一歩かなと思います。
安い例えですが、
水を飲まずに練習して
甲子園に行った過去をもつお父さんが
今の子供にも水を飲ませてなかったら
地獄じゃないですか。
確かにその根性はすごいけど、
健康とセットの練習を考えるのも
人生、仕事の先輩の役割かなーと思います。
そういえば、
「名プレイヤーは名監督になれない」
みたいな本があった気がしますが、
多分こんな内容も書いてるんじゃないですかね?
あと余談ですが、
もしあなたに、
仕事はできるけど嫌な上司がいたら、
「【プレイヤー脳】はすごいな笑」
と心の中で思ってみてください。
結構落ち着きます。